ブロマガ避難場所

MMD動画の事とかアレとかコレとか。

自分用ログ(Soleil ~彼が見た世界 (77話ネタバレ))

当初主コメにも書いていたとおり、本来この動画は6月16日のマルコ生誕祭に向けて作成していたものでした。
余熱も少し冷めたのでこの動画を通して伝えたかったことを、少し残しておこうかなと思います。(原作の世界から逃れたくてMMD始めたはずなのに、77話ショックがデカすぎてですね…;)




嬉しいタグと、たくさんの広告頂きまして、改めてありがとうございます。
広告背景にいちいち感動して、「誰だこの尊いシーン作ったのは!!!私か!!!!」って唸るほどのシーンチョイスが素晴らしかったです!
頂いた広告は全部キャプチャしてにやにや見てます(・∀・)。

 
 

見て頂いた方の感じ方はそれぞれで、どう受け取って頂いても自由だと思います。が、どうしても言っておきたいのは、私は決して「憐憫」とか「断罪」という感覚を持ってにこの動画を作ったわけではないということです。
うちの班長は「諦念しない班長」ということを踏まえて見て頂けるといいな。

以下だいぶ脈絡なくつらつらと…

77話ショックの後、改めてこの曲を聞いてみたら次々とカットが浮かんできました。
曲も歌詞もMVも美しすぎてあの泥臭い世界とは隔絶した感じがしますが、マルコの浮世離れした存在とマッチしてるんじゃないかとか勘違いが暴走しましてですね…
進撃のMMDで他キャラにスポットを当てたこの曲の名作は多々あり、正直な所「不遜」という二文字がずっとついて回っていました。でも頭の中のシーンをどうしても吐きだしたい。それに他の誰かにあのシーン再現されるくらいなら自分が納得いくものを自分の好きなように一番最初にやりたい!くらいの狂った勢いで作ったものです。

主コメにも書いた通り、稚拙ではありますが威力はなくてもボディーブローのように、見た方が彼の存在を感じてくれたらそれでよかった。
ただひたすらそれだけで、強いメッセージ性はないです。

再現シーンは原作準拠なのでアレとかアレとかは入ってません。思いの外登場シーン少なくて捏造シーンも突っ込みたかったのですが、それは以前散々やったな。と思って…。
77話は模写(トレス?)ではなく、私の記憶の中のシーンなので細かいところ違ってると思います。(やっぱり原作見ながらは出来なかった…;;;)

唐突ですが、記憶を伝える手段として遺伝子のような何かがあったら面白いなと思ってそれをモチーフにしています。
彼は自分の存在した証を遺伝子として後世に残すことは出来ませんでしたが、104期の仲間たちの記憶に残っていて欲しい。あわよくば生き残った誰かがその存在を自分の子供に伝えてくれたら…
そうしたら少しでもその存在が生き永らえるのではないかと。
それを『一片のカケラ』という概念に置き換えたのです。

いや、ひっそり班長非童貞説を唱える私はどっかに班長の遺伝子残ってるんじゃないかと信じて止まないんですけど(それ病んでる)


最終的にはジャンの手元に届いたカケラですが、他の104期たちもきっと少しずつそれを受け取っていたんじゃないかな。喧嘩売ってるわけじゃないですが、何かとニコイチにされがちな二人だけど、マルコだけがジャンくんを変えたんじゃないし、マルコが変えたのはジャンくんだけじゃない。と私は思っています。
カケラはそれぞれの希望であり、今なんのために戦っているのかを見失わないように皆に届けていたとしたらすごく嬉しい。

あー。身を挺して何かを分け与えるみたいな自己犠牲とかじゃないです。
……執念。
かな。
彼は私の中で天使じゃなくて人間なので。

実は、これは作成途中に思いついたもので視線に合わせて「カケラ」を後づけでAvi上で動かしたものです。モーションを変えたのは階段のシーンの最後でジャンくんがそれに気付いて振り向くところだけ。それと、照明もカケラの導線に合わせて弄りました。その割にうまいこと合体したんじゃないかなと自負してます。
だってあの動き自然に見せるために死ぬほど中間点打って、何日もアレと闘ってたんですからねっ!!

細かすぎて伝わらないこだわりですが、前半はカケラを目で追っていたマルコは、死を覚悟したあとの色褪せたカケラを自分の意思で動かしてます。(そう見えてるといいんだけど…)
ただ無駄にいなくなるんじゃない、自分の存在・記憶・カケラを誰かに届けたいという強い思いがあったりするんじゃないかな…なんて…

遺伝子というキーワードに捕らわれていたために、根底に二重らせんがテーマとしてうっすらと流れています。オープニングの螺旋階段、104期の座る変な階段(あれ、エッシャーの無限螺旋階段みたいでとても素敵!見た瞬間一目惚れしてあのシーンが浮かんできました)、あと、螺旋を描きながら上昇するトルネードパーティクルとか…(だいぶ苦しい)。
同じ境遇に居ながら違うものを見ていたという意味で逆さに座らせた3人ですが「あっち側」にユミルを入れるかどうかは迷いませんでした。この作品はあくまでもマルコ視点なので知り得なかった事はなかったことになってます。

最後のパートは穏やかさと同時に、何かを変えたいという強さを出したかったので、そういう風に見えたらいいナァ~っていう表情に元モーションを変えてます。(押し付けるつもりはありませんがあくまでもそういうつもりだったよってことで)

(ココから超頭おかしい解釈 読んでから後悔しても責任持ちません。よ。)
何かを変えるために彼は時を止めて定められた輪廻に抗います。
こんな終わり方納得できないだろうから。
何も知らずに終わったわけじゃなかった。中途半端に知ってしまった。
「なんで?」最後に彼の頭の中を駆け巡ったであろう感情に決着をつけたかっただろうなぁと。
どこまで戻れば疑問は解けたのだろうか…どこからやり直せば悲劇は防げたのだろうか…きっと何度も何度も無駄な足掻きをすると思うのです。
「アレ」は遺伝子が複製される過程で起きたエラーのようなものであり、誰かの恣意が影響したわけではない。
恐らく絶対的に性善説を唱えるであろう彼なら「話せばわかる」をゴリ押ししていくんだろうけど…。
そのうち、起きてしまったエラーは修正不可能だったということに気付いたとしても、それでも足掻けばいい。

時計が逆回転を始めると視界はクリアになってます。
こうと決めたら迷わず妄信的になれる子です。きっと新たな目的を見つけた彼は生き生きとして過去に戻っていったのではないかな。

つまり最後消えて行ったのはそういうことです。ホント頭おかしくて台無しにしてしまってごめん。だいたい私がマルコ死なすわけないじゃないですかー!やーだー////

何度でもやり直すといいよ。
全部見守ってるから。

一度くらいは王に会えるといいねw

で、上記を踏まえて作った動画がこれである。
いくつかある可能性の一つではあるけれど、自分でも想像以上に頭おかしいと思ってる。